こんにちは!
今日あたりからまた寒くなってきましたね。ネフローゼ症候群の再発するきっかけとして、「風邪」になることが挙げられます。
寒くなると風邪にかかりやすくなるので、注意が必要です。
新型コロナウイルスも絶賛流行中ですし、感染症対策は十分に行っていきたいと思います。
今回はネフローゼ症候群に罹患して寛解に至った後、最初に再発した際の状況について振り返っていきたいと思います。
1回目の再発について
うめきちは高校3年生の夏に微小変化型ネフローゼ症候群と診断されました。
3週間の入院生活で治療が開始され、無事尿蛋白が陰性の寛解へと至りました。
その後、高校を卒業し大学に入学するまで幸運にも再発なく過ごすことができておりました。
それから半年近く、さらに何事もなく過ごすことができました。
最初は戸惑った長時間の通学も含め、大学生活に慣れてきたところであったので、うめきちはアルバイトをすることにしました。
もちろんその前にかかりつけの先生に相談し、了承を得ておりました。
先生、アルバイト始めたいんですけど…。
いいですよ、経過も順調ですし。ただし、負担にならないようにしてね。
わかりました!体調には十分気をつけます。
その時は本当に体調に問題はなく、プレドニンも5㎎ぐらいまで減ってきている状況でした。
ちなみに、アルバイトは飲食店のキッチンでの調理補助です。
それまで料理をまったくしたことがなかったうめきちにとっては新鮮でとても楽しかったです。
しかし、アルバイトを開始して数か月経った頃、1回目の再発を経験することになります。
アルバイトの業務自体は楽しかったのですが、確かに少し肉体的にハードであったことや新しい環境に入ったことでストレスが蓄積していたのでしょうか、その時は突然訪れました。
自宅で尿検査紙を用いて検査すると、尿蛋白が+4であったのです。
再発時の兆候・症状について
1回目の再発時は主に2つの自覚症状が現れました。
ひとつは倦怠感、もうひとつは脚のむくみです。
ひとつ目の自覚症状である倦怠感はアルバイト中に訪れました。
飲食店のキッチンでの業務は立ち仕事なので、肉体的には負荷がかかります。
アルバイトのシフトの始めの方はいいのですが、1日の後半になってくると、これまでなかった倦怠感に襲われることになります。
最初のほうは「なんか息切れするな」と思っていたのですが、1日のシフトの終盤になってくると立っているのが辛くなるほど、身体がだるくなってきます。
最後の方はめまいもしてきて、立っていられず隠れてバックヤードで休憩していました。
もう一つの自覚症状である脚のむくみは「靴に足が入りづらい」ことで気がつきました。
通学用に使用しているスニーカーに足が入りづらかったのです。
その日帰宅して、くるぶし付近を確認するとかなり浮腫んでいるのです。
よく比喩表現に用いられる「象の足のようだ」という言葉が、ピッタリ当てはまるような足先になっていました。
これには自分もびっくりしました。というのも、初発時は脚がむくむことがなかったので、初めて脚のむくみを経験したからです。
上記のような自覚症状もあり、尿検査をしたところ尿蛋白が+4になっていたわけです。
これまで経過が良かった分、かなりのショックでした。
再発後の対応について
かかりつけの先生から「少しでも再発の兆候が見られたら、すぐに受診して」と言われていたので、自宅で尿検査をした翌日に受診することにしました。
尿検査をした翌日といっても、最初の自覚症状であった倦怠感から1週間程度経過していたと思います。
そのことを先生に話すと、「もっと注意しないといけないよ」と厳しく指摘されました。
まあ風邪をひいたり、体調を崩したりしたわけではなかったので、再発自体は防ぐのは難しかったのかもしれません。
ただ、問題はもっと再発の兆候を見逃さず、こまめに検査をしておくべきではあったと思います。
倦怠感を感じた時に自宅ですぐに検査して、もっと早く受診しておくべきだったと反省しました。
再発することはもちろんショックですが、その後のフォローはもっと重要です。
再発してすぐに受診すれば、増量するプレドニンの量も最小限で済むからです。
今回はプレドニンを40㎎/日まで増量する対応となりました。幸運にも、1週間後の経過観察の際には無事尿蛋白陰性となっており、一安心でした。
再発することはショックであり、中々現実を受け入れたくないことではありますが、その後の悪化を最小限に抑えるためにも、こまめに尿蛋白のチェックをこれからも継続したいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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