こんにちは!
サラリーマンをしていると、この時期は少しソワソワします。
というのも、4月以降の人事異動に向けた「内示」の時期だからです。
もちろん、異動の時期が異なる人もいるでしょうし、そもそもそんな概念がないという方もいるでしょう。
ただ、4月といえば新学期が始まったり、新たな場所での生活が始まったり、色々と変化が訪れやすい時期かと思います。
つまり、自分を取り巻く環境が大きく変化する時期と言えるかもしれません。
そのようなタイミングで気になるのが、やはりネフローゼ症候群の症状が再燃するということです。
ネフローゼ症候群と環境変化について
ネフローゼ症候群の症状が再燃する際の原因は未だによく解明されていないものの、いくつかあげられるかと思います。
- 風邪などの感染症にかかった
- 全身を日焼けした
- 精神的ストレスが大きくかかった
- ステロイドを減量した etc.
それらに加え、「環境変化」もよく言われることかと思います。
「水が変わると病気にかかる」という言葉を聞いたことがあります。
これは住んでいる地域が変わったときに身体を壊しやすいという意味です。
ネフローゼ症候群でなかったとしても、環境変化は身体に負担がかかりやすいイベントであると言えそうですが、ネフローゼ症候群は特に注意が必要かもしれません。
変わった環境そのものが身体に合わないということもあるでしょうし、それによる精神的な負担によって症状が悪化したり、再燃してしまう可能性が考えられます。
ただ、必ず症状が悪くなるというわけではなく、全く問題ないケースも多いかと思います。
私も何回か環境変化は経験しましたが、問題ないケースがほとんどでした。
環境変化の経験
私が微小変化型ネフローゼ症候群に罹患したのは2009年の夏、17歳の時でした。
そこから経験した環境変化は下のようなものになります。
- 入試、大学生活
- 大学生活中のアルバイト
- 入社、社会人生活
- 転勤(出身地の兵庫⇒東京⇒大阪⇒ドイツ⇒東京)
- 結婚、子どもの誕生による引っ越し
思いつくだけでも、上記のような環境変化がありました。
現在までに3回ほど再発していますが、確かに「環境が変わったことによる肉体的・精神的負担が原因かな?」と思われるケースが何回かありました。
大学生の時にアルバイトを始めた時と、社会人になって初めて東京に転勤になった時に症状が再燃したことを記憶しております。
この時「風邪をひいた」とか「日焼けした」ということは全くありませんでした。が、いつの間にか症状が再燃していたのです。
これは「環境変化」によるものなのかなと考えております。
しかし、逆に言うと、社会人になって初めて東京に転勤になったとき以降、症状再燃を経験していないということになります。
もうかれこれ7年ぐらいにはなるでしょうか。
それ以降も海外にいったり、結婚を機に引っ越ししたりなど、環境変化のイベントは多くありました。
ただ幸いにも、それ以降は再燃を経験していない状況です。
これまでの経過については、下のページも併せてお読みください。
環境変化と症状再燃の関係性に対する考察
上述のように、病歴が浅い時期は何回か症状再燃を経験しましたが、そこからは環境変化を何回か経験しても、症状は落ち着いている状況です。
そこから考えるに、「環境変化」にもある程度の「耐性」ができてきたのかなと思っています。
感覚としては、「環境が変わることによってある程度身体に負担がかかる」ことを受け入れるようになり、余計な不安やストレスがなくなったのかなという感じです。
上手く伝えられませんが、要は人生の経験を積む中で「慣れた」ということでしょうか。
むしろ、「環境変化」を楽しむ余裕すら出てきた気がします。
もちろん、ステロイド減量を慎重に行ったなど、別の要因も考えられるかもしれません。
あとは、年を重ねるにつれて、色々と慎重になったとか…むしろ色々とチャレンジしているんですけどね。
ただ、それらも含めて無意識に「うまく付き合えるようになった」と個人的には考えています。
明らかに身体が疲れていたり、精神的に負担がかかっているなと感じたら、積極的に休むようになりました。
そういう対策を打てるようになったことも、「環境変化」による症状悪化・再燃を遠ざけられている要因のひとつかもしれません。
これからも体調には十分に注意しながら、「環境変化」を楽しんでいきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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