副業について思うこと

仕事

こんにちは!

突然ですが、皆さんの会社では「副業」が許可されていますでしょうか。

ここ数年、企業において副業を許可する動きが見られていたと思います。

特に、コロナ禍による在宅ワークの定着は、副業の促進に一役買っていると考えております。

というのも、通勤時間や就業後の付き合い(いわゆる飲み会)が減少したことにより、以前より時間に余裕ができるようになった人が多いのではないでしょうか。

その余裕ができた部分で、副業を検討している、あるいは実際に始めた人もいらっしゃるものと考えております。

現に私も、これまで通勤時間であった部分で、このブログを書いたり、語学学習をするなどして、仕事以外の別の取り組みがやりやすくなっています。

もちろん、「会社の規定で副業できない」という方がいらっしゃることも理解しております。

かく言う私も、以前までは会社の規定で副業禁止でした。

ただ、この1,2年ほどで就業規則が改訂され、いくつかの条件のもと、副業が可能となりました。

そのため、昨今の状況も踏まえ、副業を前向きに考えております。

その理由はいくつかあるのですが、それらも踏まえ、副業について少し考えてみたいと思います。

副業とは

副業とは、「二つ以上の仕事を掛け持つ」ことを一般的に指すと言われています。

(「兼業」という言葉も、ここでは同じ意味で捉えています。)

副業・兼業を希望する者は年々増加傾向にある。副業・兼業を行う理由は、収入を増やしたい、1つの仕事だけでは生活できない、自分が活躍できる場を広げる、様々な分野の人とつながりができる、時間のゆとりがある、現在の仕事で必要な能力を活用・向上させる等さまざまであり、また、副業・兼業の形態も、正社員、パート・アルバイト、会社役員、起業による自営業主等さまざまである。

厚生労働省HP 「副業・兼業の促進に関するガイドライン」より引用 0000192844.pdf (mhlw.go.jp)

私の副業のイメージとしては、大きな収入の柱になる所謂「本業」というものがまずあって、それよりはかける時間も収入も少ないものの、別の仕事も別の時間にやっている、というものです。

皆さんもこのような感覚をお持ちの方が多いのではないかと思います。

ただ、中には「副業のつもりであったけど、本業よりのめり込んでいるかも」なんて方もいらっしゃるようで…。

以前グロービスの単発講義を受講した際に、本業の会社勤めとは別に、人材育成やコーチングに関する事業を行うベンチャー企業を立ち上げたという方がいました。

その方は副業という言葉ではなく、「複業」とよくおっしゃっていました。

「副」業というと、「本業のあくまでサブの位置づけで、空いた時間に補完的な収入だけを目的として取り組むもの」というイメージがあることが理由のようです。

その点、「複」業は本業と変わらないリソースをかけて、収入も多かったり、本当に自分がやりたいことをしてやりがいを享受できる、という位置づけとのことです。

厚生労働省が定義している「兼業」がこの「複業」にあたるのかな、とも考えました。

まあ言葉の定義はどうあれ、「本業一本」ではなく、別の仕事をかけ持つということが副業(あるいは、複業、兼業)ということが言えそうです。

そして、それは厚生労働省も促進していることになります。

副業のメリット

副業をすることによるメリットが、いくつかあると考えられています。

(ここでは、労働者側の視点に絞って考えます。)

  • 離職せずとも別の仕事に就くことが可能となり、スキルや経験を得ることで、労働者が主体的にキャリアを形成することができる。
  • 本業の所得を活かして、自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。
  • 所得が増加する。
  • 本業を続けつつ、よりリスクの小さい形で将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。

※参考:厚生労働省HP 「副業・兼業の促進に関するガイドライン」より引用 副業・兼業に関するガイドライン (mhlw.go.jp)

「副業をしなければ生活が苦しい」と必要に駆られて副業をされている方もいらっしゃると思います。

ただ、本業の仕事を続けて生活基盤を固めつつ、自己実現のステップとして副業を検討されている方もいらっしゃるのではないかと思います。

副業から始めれば、比較的少ないリスクで、自己実現に向けた新たなチャレンジができる可能性が広がります。

つまり、「副業で何かあっても、本業があるので一定の生活は続けられる」と考えることができ、そういう保険があるからチャレンジもしやすくなるという構図です。

私もどちらかと言えば、自己実現のステップとして位置付けたいな、と考えております。

そうは言っても、私も裕福な生活をしているわけでは全くないので、家族のことなどを考えると目の前の生活も本当に大事ですし、生活のための副業になってしまうのかもしれませんが…。

自己実現と言えば、例えば下記のような理由になりますでしょうか。

  • 以前から漠然と興味はあったけど、「本業があるし」と放置していた
  • 昔受けた資格試験で落ちて別の道に進んだけど、チャンスがあるなら再チャレンジしたい
  • 生活していくために諦めたけど、資金的・時間的余裕ができたのでやってみたい

もし、何か少しでも「やってみたい」と思えるものがあるなら、人生一度きりなので、チャレンジできれば幸せなのかもしれません。

副業という新たな選択肢を取れる時代になってきているので、チャンスは上手く掴みたいなと考えております。

小さくても、まずは一歩を踏み出してみようかな、と。

副業に対する想い

正直なところ、これまであまり副業のことは真剣に考えておりませんでした。

「本業が忙しいし、また時間のある時でいいや」とか、「新しい何かを考えることは面倒だから」と、後回しにしておりました。

ただ、私も30歳を迎えて、人生を見つめ直しました。

ありきたりですが、後悔とまではいかなくても心残りや未練として残っていることは、概して「チャレンジしなかったこと」でした。

そこで今後の人生において、少しでも心残りや未練をなくすためには、「できる限りチャレンジする」という方針を掲げたいと思います。

上述のように人生一度きりなので、少しでもやってみたいと思ったことは、チャレンジしておかないと後で未練として残り続ける可能性が高いです。

もちろん、大きなチャレンジには代償が伴うことも多く、私も当然目の前の生活を失うリスクやその怖さは持っています。

ただ、できる限りでのチャレンジにすることや保険をかけておくことで、チャレンジへの期待と失敗した時の損害を最小化する取り組みによって「バランスを取ること」が重要かなという結論に至りました。

副業はそれを実現できる有力な方法なのかなと思っています。

上手くいかないことも多いと思いますが、ある程度の準備ができたら、まずはチャレンジしてみたいと思います。

ぜひ、皆さんも副業について考えていること・思うことを自由にコメントいただければ幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

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