副業について考えようと思ったきっかけ:最近の身の回りの状況から

副業

こんにちは!

以前の記事で、副業について少し触れました。

今でも個人的には「本業を持ちながら、新しいことにチャレンジできる」という前向きな位置づけで、副業を考えております。

いきなり新しい仕事や取り組みにチャレンジすることはとても崇高なことである一方で、目の前の生活もあり生きていくためのお金を稼ぐ必要もあります。

そのバランスをとって新しいことにチャレンジできるのが、副業の魅力なのかと考え始めました。

まだ、具体的に「何かにチャレンジした」というわけではないのですが、以前よりは前向きに捉えています。

ただ、副業について割と真剣に考えるようになったきっかけとして、「新しいことにチャレンジできる」という綺麗な理由だけでもないのかな、と冷静に振り返っております。

すなわち、「将来への不安」があって、それが部分的にでも副業を考え始めた理由になっていることは間違いありません。

やっぱり、どうしても将来への漠然とした不安はありますよね…。

今回はそのような「副業について考えるようになったきっかけ」について、触れてみたいと思います。

下の過去投稿も併せてお読みください。

雇用情勢の変化

最近、多くの一般企業でも副業を許可する流れになってきているかと思います。

これは以前よりもワークライフバランスや個人の生活が尊重されてきたことも背景にあるでしょう。

一方で、旧来の「終身雇用型」の制度維持が難しくなってきていることも考えられます。

以前は一度入社した会社で定年までずっと働く、会社は従業員に忠誠を誓ってもらう代わりに従業員の面倒を見る、というような形です。

社員自身が辞める場合や、その他余程のことがない限り、一度雇った社員は定年まで勤めるというものですね。

ただ、最近は企業も余裕がなく、なかなか生産性があがらない社員や部署をずっと抱え続けると、業績は悪化するばかりで会社経営に支障をきたす可能性が高まっているのだと思います。

そういった背景があるため、どうにかして「終身雇用」という前提を変えていきたいというのが、会社や社会全体の本音なのだろうなと。

そういう暗黙の了解が崩れつつある流れを私も肌で感じており、危機感を抱いております。

しかし、いきなり終身雇用だけ取り去ると混乱をきたし、労働者層からの大きな反対に合う可能性が高いのではと思います。

そこで、終身雇用という前提は今後徐々になくしていく代わりに、社員が今の会社だけに頼らずに自立して生活していくために、副業という制度を認めつつあるのだろうと感じております。

要は「これまでのようにはいかないから、自分の身は自分で守るようにしてください」という、社会からのメッセージなのだろうと受け取っています。

今後の賃金変化と物価推移

社会人として働かれている方は、1年ごとに一定水準で昇給するという制度になっている会社に勤められていられる方も多いのではないかと思います。

私も今の会社ではありがたいことに、年に1回昇給の機会があります。

ただ、その当然と思っている制度も今後どうなっていくかわからないですよね。

実際、企業は人件費を抑制する動きを継続させているようですし、それが主因となって日本の時間あたり賃金は先進国中で唯一マイナスです。

時間あたりでみた日本人の賃金が過去二十一年間で8%強減り、先進国中で唯一マイナスとなっていることが経済協力開発機構(OECD)の統計で明らかになった。企業が人件費を抑制しているのが主因だが、「働けど賃金低迷」の状況が消費をさらに冷え込ませる悪循環を招いている。

東京新聞「<働き方改革の死角>日本、続く賃金低迷 97年比 先進国で唯一減」2019年8月29日 02時00分 より引用 <働き方改革の死角>日本、続く賃金低迷 97年比 先進国で唯一減:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

これまでのように、賃金が段階的に増えていくということに期待しない方がよいのかもしれません。

さらに、中長期的には物価上昇が予測されています。

消費者物価の前年比は、プラスに転じていき、徐々に上昇率を高めていくと考えられる。中長期的な予想物価上昇率も、再び高まっていくと考えられる。

日本銀行「経済・物価情勢の展望(2021 年1月)」経済・物価情勢の展望(2021年1月) (boj.or.jp)

物価が上昇するということは、賃金や消費量が同じであった場合、手元に残るお金が少なくなります。

物価上昇それ自体は悪いことではないと思いますが、賃金が同水準で推移すると仮定するならば、実質的には所得が減ることを意味します。

これまでのように普通に働いていても、以前と比べて実際に手元に残るお金は少なくなるかもしれません。

そのような可能性を考えた場合、手元に残るお金を増やすには「収入を増やす」ことが必要になってきます(もちろんコストカットも方法ですが、限界がありますよね)。

そういう背景から、副業はそれを支えるひとつの方法になるのかな、という考えにいきつきました。

家族が増えた

昨年、第一子となる長女が生まれました。

大それたものではありませんが、私も少しずつ責任感を持ち始めた自覚はあります。

長女が生まれるまでは、夫婦二人ともフルタイムで働いていましたし金銭的な部分においては、大抵のことは何とかなるだろうと考えていました。

ただ、やはり子どもを持つと、育てる義務が発生します。

金銭的な面でも、何とかなるのかもしれませんが、漠然と「何とかなるだろう」考えているだけではダメなのかなと思い始めました。

しっかりお金のことを勉強して、金銭的な面で子どもを困らせないようにしなければならないと考え始めたのです。

そういう個人的な背景からも、副業を真剣に検討しております。

すぐに立派な形にはならないと思いますが、時間がかかっても、今から取り組んでいきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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