こんにちは!
ロシアによるウクライナへの侵攻が開始されました。
連日のように最新情報がニュースで流れていますが、多数の民間人の死者が出ているとのことで、痛ましい限りです。
自国の領域内で戦争が起こるということについて、私には想像することしかできません。
ただ、ニュース映像では悲惨な光景が広がっており、民間人への被害がこれ以上広がらないことを祈るばかりです。
戦争による物資不足
ニュースでは爆撃の映像が目を引きますよね。
子どもも亡くなっているという情報もみかけたりして、本当に心が痛みます。
また、戦闘による直接の被害だけではなく、食料などの物資が不足することによる二次的な被害も考えられます。
スーパーマーケットに行っても食料がない、というような報道も見かけました。
そういう事態を前提としたとき、ネフローゼ症候群の観点から考えると「医薬品不足」というリスクが頭をよぎりました。
治療のために薬剤を必要とする人は多いと思いますが、ちゃんと必要な人に必要な量が届いているのか心配になります。
戦争という異常事態ですので通常通りにはいかないのかもしれませんが、かと言って病気も待ってくれるものではないと思います。
そう思うと、他人事ではない想いになってきます。
医薬品の安定供給
いつも飲んでいる薬剤の在庫が尽きてしまい、新しいものが手に入らなかった時…。
ネフローゼ症候群を例にあげると、寛解状態でステロイドが不要というようなケースでない場合、基本的にはステロイドを継続して服用する必要があります。
それが「ステロイドの在庫が今日で切れて、明日からは在庫がない」という事態を想像すると、大変痛ましいです。
私自身がネフローゼ症候群であるということや、医薬品業界で働いていることもあり、このあたりに敏感なのかもしれません。
しかし、やはり「ちゃんと医薬品が届けられているのか」ということは、とても気になります。
というのも、医薬品業界で何が一番大事かというと「医薬品の安定供給」だと思うからです。
以前営業をしていた時、医師や薬剤師は、新薬の情報も大事なのですが「今、患者さんが服用している薬剤がしっかり確保されるのか」ということを大変気にされていることを肌で感じていました。
考えてみたらそうですよね。なんせ自分がネフローゼ症候群であって、仮に薬剤が供給されないとなった場合、本当に困るだろうと思います。
それぐらい「医薬品の安定供給」は確保されなければならないものだと思います。
支援の動き
色々とニュースを見ていると、ウクライナではやはり医薬品についても不足する事態になっている模様です。
サポートのため、隣国ポーランドから日本のNGO職員による支援がなされているようです。
ウクライナでは医薬品などが不足しているということで、今後、調達のための資金を現地の支援団体に送るなどして役立てたいとしています。紛争や災害で被害を受けた人たちの支援に取り組むNGO「ピースウィンズ・ジャパン」は、先月末からウクライナと国境を接するポーランドに職員を派遣し、情報収集を進めています。それによりますと、ウクライナの国内では首都キエフなどで医薬品や食料品、それに燃料などが不足し、現地の支援団体がほかの場所で調達した物資を届ける活動を行っているということです。
NHK WEB「NGO職員「ウクライナで医薬品など不足 資金面の支援必要」2022年3月4日 18時09分 NGO職員「ウクライナで医薬品など不足 資金面の支援必要」 | ウクライナ情勢 | NHKニュース
危険も伴うでしょうが、素晴らしい活動だと思います。
戦争の長期化はやはり医薬品の安定供給にも影響を及ぼします。
戦闘が終了することもそうですが、医薬品含めた生活に必要な物資不足が早急に解消されることを祈ります。
お読みいただきありがとうございました。
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