こんにちは!
今回はネフローゼ症候群と診断された後の入院生活について振り返っていきたいと思います。
ネフローゼ症候群における入院期間について
うめきちの場合、3週間の入院が必要になりました。
これは蛋白が尿に出ている危険な状態をまず落ち着かせると共に、食事や飲水量をコントロールするためであると聞きました。
ケースバイケースだとは思いますが、治療開始時の入院期間は3週間程度が多いのではないかと思います。
入院時の持ち物について
基本的には旅行に行くときと同じような持ち物になると思います(気持ちは全くウキウキするものではありませんが…)。
以下のリストが、当時うめきちが病院に持ち込んだ物リストになります。
この他に、あったらいいなと思った物は以下の通りです。
うめきちの場合、初診で病院に行ったその日に「入院してください」と言われたのですが、病院は家から公共交通機関のアクセスが良くない場所にあり、当時高校生だったうめきちは車の運転もできず家に帰ることができなかったのです。
仕方なく父親に電話して着替えやその他必要なものを持ってきてもらうことにしました。
ちなみに、着替えは2日に1回程度、両親どちらかが見舞いに来てくれていたので、その際に入れ替えてもらうようにしていました。
娯楽のために雑誌や漫画を持ち込まれる方も多いと思います。うめきちはその代わりに受験勉強用の単語帳や問題集を大量に持ち込みました。
テレビもテレビカードを購入しないと見れないし、当時はいわゆるガラケーだったので今みたいにYouTube等のウェブコンテンツもアクセスしづらい環境でした。
誘惑が少なく、意外と勉強に集中できる環境でしたね。自分で「勉強強化合宿」と位置付けていました(笑)
入院中に制限されたことについて
入院中は日常生活と違い、いくつか制限されることが生じてきます。
これは疾患によってできること、できないことが変わってくる部分もあると思いますが、ネフローゼ症候群に罹患したうめきちのケースで制限を受けたことを紹介したいと思います。
食事に気をつけ、安静にさえしていれば特に制限が少ない疾患であるため、入院生活で制限を受けたことは上記の内容のみでした。
見舞いも病院の指定した時間内であれば基本的には制限なく受けることができ、不自由はあまりなかったです。
病院で出される食事も思っていたより全然美味しくて、感動した覚えがあります。
ただ、プレドニンによって「無限の食欲」を手に入れていたうめきちにとって、量は全く足りず、いつもコース料理の「前菜」で料理が終了するようなもどかしさに駆られていました。
入院中の1日の大まかなタイムスケジュールについて
うめきちの入院生活ですが、2日目に腎生検があった以外は特に大きなイベントもなく、同じようなスケジュールで1日が過ぎていきました。
以下が当時のうめきちの大まかな1日の流れになります。
時間 | 内容 |
6:30 | 起床、看護師さんによる血圧や体温等の検査、トイレで尿検査 |
7:00~8:00 | 朝食、服薬 |
8:00~12:00 | 血液検査、受験勉強、来客対応 |
12:00~13:00 | 昼食、服薬、看護師さんによる血圧や体温等の検査 |
13:00~17:00 | 受験勉強、来客対応 |
17:00~18:00 | 夕食、両親の見舞い |
18:00~21:00 | 受験勉強、看護師さんによる血圧や体温等の検査 |
21:00~ | 就寝(寝れないので23:00頃まで受験勉強) |
こうみると、ほとんど受験勉強ですね…受験生なので望ましいのですが。
プレドニンの副作用で入院生活中は全く眠くなりませんでした。昼寝は当然ですが、夜もあまり眠くならず、眠くなるまで世界史の教科書をよく読みました。
あれ読んでいると眠くなるんですよね(笑)
また来客対応はいわゆる「お見舞い」のことですが、うめきちの場合、担任の先生と部活の顧問の先生、同じ部活の同級生、当時付き合っていた彼女がお見舞いに来てくれました。
髪の毛はボサボサのまま迎えることになりますが、やはり嬉しいですよね。
こんな感じで穏やかな毎日を過ごしておりました。
入院生活の様子については、今後もいくつかご紹介したいと思います。
ありがとうございました。
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