こんにちは!
本日はネフローゼ症候群に罹患した後の日常生活について:その3ということで、大学生活の開始時について振り返っていきたいと思います。
高校卒業
高校3年生の時に微小変化型ネフローゼ症候群に罹患したうめきちですが、残りの高校生活は体育祭を見学したぐらいで、大きな行事もなくただただ受験勉強に打ち込む日々でした。
食事や運動を制限される生活であったものの、周囲も受験モードで勉強以外に特にやることもなく、そういう意味では不幸中の幸いといったところでしょうか。
そして年が明けいよいよ受験が開始です。
色々あって家から遠く離れた大学に通うことになりましたが、無事「行く大学がない」という状況は避けることができました。
もっと勉強しておけばよかった…(切実)。
そんなこんなで、高校卒業の日を迎えます。
ネフローゼ症候群に罹患した時はどうなることかと思いましたが、うめきちの場合は運良く残りの高校生活は再発も経験せず、健康に過ごすことができました。
プレドニンの量も順調に漸減している期間で、高校卒業時には7㎎/日まで減量できていたと記憶しております。
かかりつけ医の変更
高校を卒業したのが2月初旬でしたが、4月の大学通学開始までの期間にかかりつけ医を変更しました。
かかりつけ医といいましたが、元は入院していた基幹病院でそのまま外来を受けておりました。
ただ、この基幹病院での診察が毎週木曜日の午後しかやっていなかったため、少し不便ではありました。大学が始まると、さらに時間の調整が難しくなることが想定されたため、自宅に近いクリニックを紹介してもらうことになりました。
基幹病院で診察してもらっていた先生に紹介状を書いてもらい、次回からそのクリニックに行くことになります。
うめきちの場合、大学は非常に遠い場所にあり、また高校生活よりも忙しくなることが予想されたため、フレキシブルに時間を確保できるかかりつけ医の確保は非常に重要でした。
このクリニックの先生は非常に理解のある先生で、「若いからチャレンジしたいこともいっぱいあるでしょう」と、なるべく日常生活で制限をかけない方向にシフトしてくれました。
具体的には、それまで完全に制限されていた「運動」も、「マラソンやトライアスロン等の激しいい運動でなければOK」と許可をもらいました。
食事も症状が出ていない限り、気にしなくてもよいとのことでした。
これも不幸中の幸いであったと思っています。
大学への通学について
うめきちは「とても遠い大学」に通っていたわけですが、どれくらいかと言うと、なんと「片道2時間」の道のりでした。
片道2時間もかかるなら大学近くで一人暮らしした方がいいのでは?と考える方も多いかもしれません。
しかし、当時実家の経済状態があまり良くなく、学費や通学代、その他大学でかかる費用を自分で支払う必要がありました。
大学近くに住むケースと自宅から通うケースでそれぞれかかる経費をシミュレーションしたところ、自宅から通う方が安く済む結論に至りました。
時間的にはもちろんですが、体力的にも負担のかかる選択であったため、主治医にも相談しながら進めることにしました。
主治医には「2時間もかけて通うの?」と驚かれましたが、結果的には賛同をいただき、自宅から2時間かけて通学することになりました。
入学直後は基本的に1限目に出席しないといけないスケジュールだったので、常に満員電車でしたが、再発しないようになるべく早く寝たり食生活に気をつけたりして、序盤の大学生活を過ごしておりました。
大学生活で2回ほど再発しておりますので、その状況については追々振り返っていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
コメント