こんにちは!
寒い日が続いていますが、体調を崩さないように注意したいですね。
東京はこれから雪が降るとか降らないとか…。
これまでネフローゼ症候群に罹患して大変だったことや、苦労したこと、面倒だったことについて振り返ってきました。
ネフローゼ症候群になると、生活に色々と制限がかけられることは避けられないかもしれません。やはり、「病気」ですので。
でもその過程で、逆に「こんなことは出来た」と思い出すこともありました。
どこまで踏みこむと、「再燃のスイッチ」を押してしまうかわからない恐怖心はありますが、一方でそればかりに囚われるのも、せっかくの人生を損している気になります(少なくとも私は)。
一度きりの人生、できれば何事も前向きに楽しんでいきたいですよね。
なので今日は、そんな状況でもチャレンジしてみて、「ネフローゼ症候群になったけど、これは出来た」というものを振り返ってみたいと思います。
下の過去投稿も併せてお読みください↓↓
スポーツ
最近はネフローゼ症候群に罹患していても、ステロイド服用量が低い水準で症状が安定していれば、スポーツをすることは否定されないと聞きます。
むしろ、筋肉量維持や骨の強度維持のためにも、悪くない選択だと思います。
骨粗しょう症との関連があるので、リスクの高い人は控えるべきかもしれませんが。
主治医からも、「基本的には種目問わず取り組んでもらってよい」と言われています。
ただ、「トライアスロンや雪山登山など過酷を極めるものはやめておいて」と条件はついていますが。
そこまで物凄く激しい運動でなければ、全然問題ないということです。
私もネフローゼ症候群に罹患したあとに、下のようなスポーツに取り組んできました。ランニングは今でも定期的に実施しております。
- ランニング(今でも続けており、5㎞/回を週2,3日)
- サイクリング(ロードバイク)
- ゴルフ
- 草野球
- フットサル
- スノボ、スキーなどウインタースポーツ
上記のようなスポーツは問題なく取り組むことができました。
特にサイクリングなんかは、ロードバイクで片道50㎞ぐらい運転したこともあります。さすがに筋肉痛で苦しみましたが。
また、ランニングは定期的に続けていますが、身体に異常は出ていません。
むしろ体重維持ができて、今後も続けたいと思います。
外回りの営業
私は以前、いわゆる「MR(エムアール)」という仕事に従事しておりました。
クリニックや病院を訪問し、医師や薬剤師をメインに自社医薬品の情報提供を行って普及をはかる仕事です。平たく言えば、「医薬品の営業部隊」です。
当時、学生時代の友人や家族から「MRって大変な仕事でしょ?身体は大丈夫なの?」としばしば聞かれることがありました。
また、これも根拠は薄いと思うのですが、外回りの営業は体力的・精神的につらいので、避けたほうがよいという文章を見かけたことがあります。
1日中革靴を履きつぶすまで歩き回ったり、営業ノルマで精神的に追い詰められたり…「営業」といえばそのようなイメージがあると思います。
確かに、私が昔していたMRという外回りの営業はタフな仕事だったと思います。例えば、
- 朝は7時過ぎに家を出て、帰宅は21時ごろがデフォルトの生活リズムになる
- 仕事や顧客との付き合いで休日が潰れてしまうときがある
- 営業ノルマはもちろん存在し、数字達成への上司からのプレッシャーがある
ただ、どんな仕事でも楽なものは少ないと思います。程度の差はあれ、肉体的な疲れや精神的ストレスは一定程度避けられないでしょう。
また、タフな面ばかりではなく、むしろ下のような点はMRをしていて感じた利点です。
- スケジュールは基本的に自分で立てられるので、自分のペースで仕事ができる
- 営業ノルマ数字さえ達成していれば、仕事のプレッシャーはほぼない
- 人付き合いが上手くなり、社会人としての人間関係構築力が養われる
- 毎日医学・薬学的情報に触れるので、健康への意識が高まる
MRをしていた時に一度だけ再燃したことがありますが、それ以外の期間で身体に異常をきたしたことはなかったです。
というか、結局生きていくためには仕事をしてお金を稼がないといけないので、ある程度の負荷は避けては通れないでしょうね。
ただ、無理は禁物ですので、うまくバランスを取りながら付き合っていく必要がありそうです。
海外旅行・海外生活
これも環境が大きくかわるので、「避けたほうがよい」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、海外旅行が好きな方も多いでしょうし、仕事で出張や駐在が避けられない方もいらっしゃるかと思います。
私も初めて海外に行くときは、不安がありました。
というのも、「環境変化が再燃のきっかけになる」ということは噂に聞いたことがあったからです。
ただ、その時の主治医は「症状が落ち着いていれば、衛生状態が極めて悪いところにでも行かない限り、大丈夫だろう」とおっしゃっていました。
ネフローゼ症候群もカバーする保険に加入したり、万が一現地の病院にかかる必要が出た際に「どのような薬剤を服用しているのか」ということを説明できるようにしておく必要あるなど、少し手間はかかります。
しかし、日本ではできない経験をすることができるので、人生の幅を広げるという意味で、私はとてもよい経験をしたなと感じています。
特に、仕事でドイツに約2年間赴任した経験は、かけがえのないものです。
ネフローゼ症候群で闘病中でも「海外生活できるんだ」という自信につながりました。
不安はありましたが、結果としては、やはり海外旅行や海外生活にチャレンジして良かったと思っています。
海外生活のことは、またこれから順次触れていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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