こんにちは!
依然として新型コロナウイルスの影響は大きいものがありますね。在宅ワークにも慣れてきましたが、たまに「ストレスかかっているのかな?」と感じることもあります。
東京は緊急事態宣言発令中ですので、基本的にはステイホームなのですが、気分転換に散歩をするようにしています。
目に見える効果があるわけではないですが、日光に当たるとどこか元気になった気がします。
感染対策をしっかり行いつつも、息抜きは大事にしていきたいと思います。
さて今回はうめきちが大学生の時、ネフローゼ症候群とどう付き合いながら就職活動を行ったのか振り返っていきたいと思います。
当時の就職活動の流れについて
うめきちは2014年に大学を卒業し、現在勤めている会社に就職して今も同じ会社で働いています。
浪人・留年なしの学部卒で社会人7年目になります。
あっという間ですね。
まだまだ若いと思っていましたが、会社でも後輩が増え、ある程度大きな仕事を任される機会も増えてきました。
責任感を持って取り組んでいかないといけないですね。
さて、就職活動ですがうめきちは社会人7年目ですので、就職活動のスタイルは現在と変わっているかもしれません。
特に新型コロナウイルスによって社会情勢が大きく変化し、「就職活動もオンラインで」となっているとも聞きます。
なので、あくまで「当時のうめきちの場合」ということでご覧いただければと思います。
当時のうめきちの就職活動を大まかに分類すると、以下のような流れになります。
- 合同説明会、OB/OG訪問、インターンシップ参加
- エントリーシート・履歴書提出
- テスト選考
- 1~2次面接、グループディスカッション
- 最終面接・内定
受ける業界や企業によって採用フローや面接回数等が違うケースがありますが、大まかにはこのような流れで就職活動を行い、採用を勝ち取っていくということになります。
当時、建前上は学部生のカウントでいくと、4年生の4月から就職活動を開始するという経団連?か何かが出したガイドラインで、4月以降に面接を開始するという企業がほとんどでした。
うめきちはありがたいことに4年生の4月中旬に内定をいただき、就職活動を終了することになりました。
「黒スーツ」を着て合同説明会に参加し始めた3年生の10月ぐらいから、約半年間の就職活動でした。
この期間はとにかく内定を獲得することに必死でしたが、ネフローゼ症候群という持病を患っていることを忘れず体調にも留意しながら、就職活動を行いました。
合同説明会、OB/OG訪問、インターンシップ参加
就職活動の序盤は、多くの企業がブース出展を行いそれぞれ興味のある企業のブースを訪問して説明を受ける「合同説明会」と、個別企業のオフィスを訪問して説明を受ける「企業説明会」に毎日のように参加しておりました。
また、大学に企業の担当者が来て説明を行う「学内説明会」というものも連日開催されており、そこではその企業に入社した大学OB/OGも参加して、その会社の良さや雰囲気などをプレゼンしていました。
これらの説明会に抜けもれなく参加できるよう、就活サイトに登録して情報を収集しながら、自分の興味のある業界・企業の説明会が開催されるスケジュールに合わせ、自分のスケジュールを上手く調整しておりました。
よく噂で、「説明会に参加した回数を企業側はカウントしているから、できるだけ説明会には参加した方が選考が有利になる」ということを耳にしており、「できれば損はしたくない」とある程度の時間とお金を投資して参加していた記憶があります。
業界や企業によっても全然違うのだと思いますが、ここは今でもわかりません。
説明会は基本聴講しているだけでしたので、体力的な負担はあまりありませんでした。
また、選考もまだ始まっていない段階でしたので、精神的な負担は皆無でした。
それよりも電車代などの金銭的な負担が…(笑)
当時兵庫県の実家に住んでいたうめきちは、大半の説明会が開催される大阪まで電車で約1時間かけて平日はほぼ毎日通っていました。
ただ、ここも苦ではありませんでした。なぜならば、うめきちは京都にある大学に通っていたので、通うのにかかる時間が大学に行くときの半分だったからです。
今考えれば、持病を抱えているにも関わらず恐ろしい距離を毎日通学していたのだと思いました。
そんなこんなで就職活動の序盤は大きな負担なく過ごすことができました。
ちなみに、うめきちはOB/OG訪問やインターンシップには参加しておりません。
エントリーシート・履歴書提出
企業の説明会参加と並行しながら、狙いを定めた企業の選考にエントリーすることになります。
この辺りはまだ自分が「選ばれている」という感覚は少なく、精神的な負担はそこまで大きくなかったかなと思います。
ただ、説明会に参加する合間や終了してからエントリーシートや履歴書を書く時間を作る必要があったため、徐々に体力的な負担は大きくなってきます。
このエントリーシートや履歴書が結構大変なんですよね…。
現在はどうなっているかわかりませんが、当時はパソコンで打ちこむものが増えたとは言え、手書きのものも多く存在しました。
単純に時間がかかる…。
「字には人柄が出る」なんてことを聞きますが、字が汚いうめきちにとっては拷問でした。
しかも、何十社とこれらの書類を提出するので、ある意味では一番つらいプロセスだったかもしれません。
テスト選考
説明会に参加し、エントリーシート・履歴書提出して通過した企業ではテスト選考が開始されることになります。
このあたりから体力的な負担がかなり大きくなってくると同時に、精神的な負担も少しずつ感じるようになってきます。
というのも、テスト選考が開始される企業もあれば、まだ説明会やエントリーシート・履歴書を出す段階にある企業もあったりして、選考ステップが入り混じってくることになり、いろいろな内容に対応する必要が生じてくるからです。
また、テストはSPIテストが多かったのですが、出来が悪ければ容赦なく不合格、その場でその企業の選考は断念せざるを得ない状況になります。
テスト対策を十分にしていなかった自分が悪いのですが、面接にすら辿りつけず不合格となることの精神的なダメージは結構大きいものがあります。
日中は企業説明会に参加し、合間にエントリーシートを記入しながら、夜にテストを受ける、みたいな1日の流れが完成しつつありました。
1~2次面接、グループディスカッション
エントリーシートやテストを通過すると、いよいよ本格的な面接やグループディスカッションのステップが開始されます。
ここらへんが体力的・精神的な負担のピークですね。
1次面接は学生が複数人での面接、2次面接は学生1人に対して企業側から複数人が面接するような形が多かったです。
たまに圧迫面接を実施する企業もありましたが、うめきちが受けた企業はほとんど温和な雰囲気で、質問内容も志望動機や学生時代に頑張ったこと、入社してからの目標など一般的な内容がほとんどでした。
また1次面接の代わりにグループディスカッションを課す企業もありました。
これは学生が4、5人で1グループとなり、架空のお題について議論してグループとしての結論を出すというものです。
このグループディスカッションでは、企業によって選考ポイントは異なるかもしれませんが、やはり「上手く議論を仕切っているか」に比重が置かれているような印象がありました。
さて、ネフローゼ症候群との兼ね合いでは、という所ですが、まずは連日のダブル・トリプルヘッダー面接での移動によって単純に体力が消耗してきます。
そして、面接に通過できなかった知らせが届く度に自分が否定されたような気持ちになることと、手持ちのエントリー企業数がジリジリと削られていく焦りが生じてきます。これがかなりの精神的な負担となるんですよね…。
就活資金もどこまで持つかという不安が出てくるし…(笑)
まあそんな中でも、自分を評価してくれる企業もあり、それを望みに頑張ることができました。
最終面接・内定
ここまで来ると、体力的・精神的な負担は落ち着きます。
というのも、最終面接=ほぼ内定なので、この段階までくれば終わりが見えてくるからです。
最終面接は東京で実施されることが多かったので、その移動に宿泊が伴うなどありましたが、気持ち的な余裕が出てきて、「頑張った甲斐があったな」と感じることができました。
ちょっとした旅行気分で東京に行くこともありました(笑)
最終的には今の会社ともう1社から内定をいただき、今勤めている会社に進むことを決め、うめきちの就職活動は終了となります。
まとめ
体力的・精神的な負担がかなり大きくなった時期もありましたが、幸運なことにネフローゼ症候群の再発も見られず、就職活動を無事に終了することができました。
実は途中、体力的・精神的な負担からか、微熱が2日ほど続いたことがありました。ネフローゼ症候群的には再発のリスクになります。
ただ、当時は就活のほうが必死だったので、本当は良くないのですが、放置していました。そのタイミングでの再発はなかったので良かったのですが…。
こういう状況って難しいですよね。ネフローゼ症候群の再発は気になるけど、多少無理をしても踏ん張ることに徹するべきタイミングというか。
どこで線引きをすべきか、これは現在の自分でも答えは出せておりません。
つくづく付き合い方の難しい疾患だと思いますが、それでも上手に付き合っていくしかありませんね。
お読みいただきありがとうございました。
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